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ポール・マザースキー監督による大人のロマンス。
主演ジル・クレイバーグ、共演にアラン・ベイツ。 高校生の娘とエリートの夫、画廊でパートタイムで働き、最高とはいわないまでも穏やかな毎日を送っていた主婦のエリカ。夫が他の女を愛し、離婚を求めてくるとはまさに青天の霹靂であった。 もがき苦しみ、セラピストにかかり、友人から紹介された男にレイプされかけ、彼女は今までの人生で自分が少しも一人の人間として自立していなかったことに気づかされる・・・。 70年代、まだやっと女性の自立が叫ばれた頃だけに、そのあたりは古さを隠せない。しかしこの淡々とした描き方、大人の恋愛のほろ苦さ、・・・とても優しい映画だと思う。 好き度:★★★☆ 「日曜日は別れの時」やこの映画のような、距離感を保った大人のロマンスモノは好き。 名作度:★★★☆ 見る価値あり
フランク・オズ監督、主演ニコール・キッドマン、ほかに マシュー・ブロデリック、ベット・ミドラー、グレン・クローズ、クリストファー・ウォーケン、フェイス・ヒル。
ニコール・キッドマンが演じた役の中で最も素晴らしいと思うのは「誘う女」のお天気お姉さんスーザン。ちょっとヤリスギ感のある役というか、パロディちっくな役というか、「リアルでない」演技がうまいと思う。これ褒め言葉。リアルな演技がうまい人もいれば、ファンタジーな演技がうまい人もいる。 本作のジョアンナも彼女をキャスティングしたのは大正解。マシュー・ブロデリックは・・・う~ん、久々に見たけど。 好き度:★★☆ まあまあ 名作度:★★★☆ 世界観はきっちり出来ていると思う。
監督リック・ローゼンタール、主演ショーン・ペンのキッズ・クライム・ムービー。
アフリカンとラティノの麻薬をめぐる取引に乗じて利を得ようと考えた高校生のマイク・オブライエン。その思惑が外れて、親友を失い、ラティノギャング・パコの幼い弟を轢き殺してしまう。放り込まれた少年刑務所は暴力が支配する混沌の世界だった。 レイプされそうになったオブライエンは策を弄し、相手を殴り倒してしまう。この事件がきっかけとなりボスになったオブライエンだったが、パコが彼への恨みをはらさんと・・・。 まあ、ショーン・ペンにとって、こういう役を演じるのは朝飯前でしょう。 考えてみれば彼はハリウッドにおいて、その役柄と同様に、人間的にも着実に成長したという印象。ぐれた高校生役、チンピラ役だった若いころ、実生活ではマスコミに暴力を振るってたお騒がせ男だった。チンピラから転向した刑事を演じてたころ、実生活では落ち着ける相手(ロビン・ライト)にめぐり合って穏やかになった。そして貫禄ある父親を演じるようになった頃、ハリネズミの針が抜けてアカデミー賞授賞式に出席するようになった。 しかしこの映画はちょっと教官が甘すぎじゃないか・・・? 好き度:★★ 名作度:★★☆ 見て損はない
監督アンドリュー・ニコル、出演ニコラス・ケイジ、イーサン・ホーク、ジャレッド・レト、イアン・ホルム、ブリジット・モイニハン
「史上最強の武器商人と呼ばれた男」ユーリー・オルロフが、いかに武器商人として成り上がり、世界の紛争に武器を売り続けたか。 この監督の作品なので必ず観ようと思っていた作品。ニコラス・ケイジは好きじゃないが、ジャレッド・レトとイーサン・ホークは好きだし。 政治的な意図なしに、ただただ天職として銃を売る。まさに武器商人の「ドキュメント」という感じ。ジャレッド・レト演じる弟の弱さも非常に説得力がある。全体としては非常に客観的でユーモラスで、さすが「ガタカ」の監督という印象なのだが、ラストでちょっと説教くさいところが残念・・・。 私はずっと武器商人=「あきんど」そのものと思ってたので、この映画は実情を映し出していると感じたな。ただニコラス・ケイジはイタリア系だろー!「24」の第三シーズンで登場したような、プーチンタイプの役者を持ってくるべきだよな・・・。もっと無名の人でいいから。 好き度:★★★ いまいち暗い映画でね。 名作度:★★★★ 秀でている
監督ドン・シーゲル、主演ロバート・ミッチャム
アメリカ陸軍の資金が奪われた!犯人はメキシコへ逃亡。 この金をめぐって、詐欺師面のフィスク、フィスクの婚約者というジョーン、アメリカ陸軍のハラディ中尉、ブレーク大尉、メキシコの警察長官オルテガが追って追われて騙しあう。 シーゲル監督のごく初期の作品。 ストーリーは話せば結構複雑なのに、本編71分という短さ。 だからとにかく説明抜きではしるはしる、テンポが速い! 名作度:★★★☆ こりゃ結構いいでしょ。 好き度:★★☆
監督ハーバート・ロス、出演ジェームズ・コバーン、リチャード・ベンジャミン、ダイアン・キャノン、ジェームズ・メイソン、ラクエル・ウェルチ、ジョーン・ハケット
それは1年前、ハリウッドのプロデューサーであるクリントンの家で行われた業界のパーティの最中のことだった。クリントンの妻で女優のシーラがひき逃げされたのである。 そして今、クリントンはパーティに出席した面々を自らの船に誘う。ここで彼の大好きな「ゲーム」が行われるのだ。彼は犯人を見つけようとしているのか、それとも・・・? アガサ・クリスティのノリである。前半は特にそんな感じ。 まあこのメンバーってのが揃いもそろって我が侭・強欲・一人よがりで、まさにハリウッドの縮図って感じなのが面白かった。 名作度:★★★ 見て損はない 好き度:★☆ あんまり好きになれるような要素がある映画じゃないと思う
監督ブライアン・デ・パルマ、出演ジョン・リスゴー、ロリータ・ダヴィドヴィッチ、スティーヴン・バウアーによるサイコ・サスペンス。
児童心理学者のカーターは、妻ジェニーと一人娘エミーと幸せな家庭を築いている、優しい父親に見えた。しかしジェニーはカーターの奇妙な行動に疑惑を抱いていた。 実はカーターの父親は多重人格研究の第一人者ニックス博士で、ニックスは危険な研究を行ったとして元部下に糾弾されていた人物であった。カーターの前にしばしば現れる双子のような「ケイン」とは何者なのか・・・? デ・パルマのあのメローな、官能的な、でろでろな撮り方は私は好きじゃないのである。ストーリーは結構サスペンスフルで良かったりするのに。「映像派」とかいうレッテル貼られてるけど、私はこの人のその映像の部分が嫌いなのでねぇ。 で、この映画はあんまり映像に懲りすぎていないというか、ストーリーの展開に適した撮り方をしているというか、くどくなかった。 名作度:★★★ 見て損はない 好き度:★★ キャストがいい
監督リチャード・フライシャー、出演ジョージ・C・スコット、ステイシー・キーチ
リチャード・フライシャーってアタシだめだわ。やっとわかった。 いままで5~6作品しか観てないけど、好きになれたものはひとつも無い。 名作度:★★ 好き度:☆
監督サム・ペキンパー、主演ジェームズ・カーン、ロバート・デュヴァル
二連続で「いい監督&キャストの最低映画」を見てしまった夜。 なんなの、アノ馬鹿みたいな忍者軍団は・・・ ジェームズ・カーンっていかにも女好きタイプなのにどうもホモっぽい話が結構あるような。特に「遠すぎた橋」の行動はありえないよ・・・。この映画もデュヴァルに裏切られて物凄い恨みを抱くあたり、微妙。 名作度:★ 好き度:☆
原作イアン・フレミング、監督テレンス・ヤングによる、オールスターキャスト映画。
出演:ユル・ブリンナー、センタ・バーガー、スティーヴン・ボイド、トレヴァー・ハワード、リタ・ヘイワース、アンジー・ディキンソン、マルチェロ・マストロヤンニ、オマー・シャリフ 監督もキャストも良いのに、学芸会レベルの映画。 名作度:- 好き度:-
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